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2011年5月の記事

2011.05.17

京都のまちかど自転車レンタル事業

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パリの街角にはたくさんのコミュニティサイクル(レンタル自転車のこと)があって、どこから乗って、どこに返してもいいらしい。「コンパクトシティ」における移動手段としてとても便利だと思う。京都にも早く導入されないかな、と思っていたら、いつの間にかこんなのが登場していた(左の写真)。

この写真は鴨川と七条通りが交差するところの写真。『まちかどミナポート』という名称で、水色のかわいらしい自転車が18ブースあった。このような駅(ステーション)は現在、ここ七条西の他に、三条京阪、烏丸御池、京都駅前烏丸口(ヨドバシ前)、神宮丸太町と計5か所ある。どこで借りて、どこで返しても良い。利用料金は最初の1時間が200円、以降1時間あたり100円と良心的だ。

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運営主体はアーキエムズという民間会社。建築士さんが社長で、まちづくりをコンセプトに据えている会社のようだ。この会社と京都市との関係はホームページからはよくわからないのだが、いい場所にステーションを確保しているので、京都市から場所を賃借し、事業運営はアーキエムズ、という切り分けと思われる。

京都のまちかどレンタサイクル事業、大歓迎したい。

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2011.05.06

【漬物企画続報】漬物はビッグパレットへ

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被災地の方々に京漬物を送る企画の続報です。

5/5と5/6の二回に分けて、京都府に発砲スチロールケース3箱分の漬物を納入しました。金額にしてざっと3万円分くらい。有志のカンパで約1万円分、残りは漬物会社様のご厚意の現物支給です。京都府からのシャトルバスは5/6の夜に福島ビッグパレット着の予定です。きっと被災者の方々に喜んでいただけるでしょう。



今回、初めて被災地と支援地のマッチングを仲介してみて、いろんなことに気がつきました。

まず、win-winの関係を築くためには、仲介者が情報通でなくてはならないこと。とくに被災地のニーズをよく知らないことには、望まれる商品を送り届けることができない。例えばせっかく千枚漬けを届けても、既に現地に千枚漬けなら在庫があるのならあまり喜ばれない。だったらしば漬けにしとけばよかった、となる。このあたりのきめ細やかな現地ニーズを把握しておかないと、支援地の善意も効果が半減してしまう。また一言で京漬物といっても何十種類もあって、冷蔵が必要なもの、日持ちするものなどいろいろなのだ。もし途中で腐って被災者がお腹を壊しでもしたら、漬物会社の責任問題になってしまう。配送方法や現地での保管方法まで見据えて、合った商品と物流を手配しないといけない。このあたりは結構戸惑った、反省点である。

また今回は行政のシャトルバスに載せたため、出発の前日の納品を求められた。これだと行政の倉庫で一晩、それからバスに揺られる約10時間、合わせて約30時間もの間、漬物を冷蔵できないことになる。クーラーボックスに保冷材をたくさん入れて届けたが(これで普通は大丈夫だというが)、鮮度が命の食材だ、冷蔵できない時間はできるだけ短い方が良い。漬物会社様のアドバイスを受け、今回も残りの半分はバスが出発する朝に届けることにした。これは行政の方にはあまり喜ばれなかったが。素直にクール宅急便の方が良いかもしれない。

次に、何を主目的に置くのかでスタイルが変わってくること。被災地への物的支援を主眼にするなら、3万円分というのは規模が小さい。だが購入代金を市民の寸志に頼るなら、特に継続的に続けていくのなら、決して小さくない規模だ。それでも被災地に幾ばくかの潤いと、我々からの心は届いた。今回はこれが主目的・着地点になった。

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今後、よりたくさんの被災地に漬物を送り届けていくにあたっては、漬物会社様からの協力が不可欠だ。今回も随分とお世話になった。だがこれも善意に頼りすぎてはいけない。うまく制度設計すれば、漬物会社様にとっても在庫がさばけるし、宣伝効果ももたせられる。このあたり、よく考えて被災地、支援者(市民)、支援者(企業)の三方が win-win-win になる制度設計に知恵をひねっていきたい。

被災地のニーズの把握は人海戦術的なところがあり、ここは市民の活躍が望まれるところである。

総じて言えば、今回は約10名の市民が寸志を出し、汗をかき、ネットワークを拡げ、2つの企業の協力を得て、現地のリクエストに応えて京漬物を届けることができて、成功と言えると思う。京都市のまちづくり活動に普段から関わっているメンバーを中心に、顔見知りのネットワークがあって初めて実現できた企画だった。被災地には高齢者が多く、食事もおにぎりやコンビニ弁当が多いので、漬物には一定のニーズがあると伝え聞いているので、今後も続けていければと思う。

【連絡先】
京都・潤いプロジェクト
藤崎 壮滋
email:  t.fj#nifty.com (#を@に変更してください)

【※今回の発送分は、以下の個人と企業の協力を得て発送されました】
谷口 知弘、小辻 寿規、小林 達弥、上萩 寛、平井 誠二、齋藤 義憲、中園 涼子、土田 智史、朝倉 眞一、株式会社西利、赤尾屋有限会社、藤崎 壮滋(順不同、敬称略)

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