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2008.12.17

もしも菩薩が天使になったなら

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これらは、平等院鳳凰堂の中堂内で、ご本尊である阿弥陀如来像を囲むように飛び回っている雲中供養菩薩像と いう。全部で52体あり、1体の大きさは高さがだいたい50-70cmほど。浄土教の教えでは、人が亡くなったときに、西方極楽浄土から阿弥陀様がお迎え にくる。西方極楽浄土には美しい花園があり、おいしい食べ物があり、天人が舞っているのだとか。その天人がこの雲中供養菩薩達で、天下人藤原頼通(990-1074)が極楽浄土を想い、定朝とその工房の仏師たちに作らせた。

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平等院鳳凰堂で、これらの仏像の存在を始めて知って、。驚いた。こんなお気楽に楽しんでいる仏像が日本にもあったんだ?! 菩薩といわれれば思いつくのは観音様、お地蔵様、弥勒菩薩くらいだけど、これらの仏像は普通は微笑んでいるか、瞑想しているかだと思う。雲中供養菩薩像のように、グループになって、楽器を演奏したり、踊ったり、恍惚の表情を浮かべていたりして、しかも雲にのってふわふわしているなんていう菩薩は初めてだ。まるでキリスト教の天使像じゃないか。あるいはインドの神様、たとえばサラスヴァティのようだ。

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雲中供養菩薩像ってなんなんだ。よくわからない。けどよくわからないから面白い。今後の研究課題の一つとしておこう。

※これらの写真については、書籍『魅惑の仏像17 雲中供養菩薩』の発行者である毎日新聞社が著作権を有しています。

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02 - 宗教・習俗」カテゴリの記事

コメント

弥勒菩薩ちゅ-のがよくわらん。単に菩薩ちゅーのもほんとうはわからんのです。教えてください。ショージイより

投稿: ショージイ | 2009.01.13 19:44

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