平等院鳳凰堂
先月末、紅葉を見に宇治の平等院鳳凰堂に行った。
この平等院鳳凰堂、10円玉の表面にもなっており名前は有名だが、行ったことがある人は多くはない。それは場所が宇治にあるからで、宇治界隈は源氏物語を主目的に旅する人にとっては最重要地だが、とりあえず京都へという人には中心部から遠いので外されてしまうエリアだ。そこで三度目、四度目の京都旅行で初めて訪れる人が多いようだ。
作ったのは藤原道長の息子の藤原頼通。浄土教の西方極楽浄土をイメージして作ったのだそうだ。ご本尊は阿弥陀如来。
鳳凰堂というからには鳳凰がなくてはならない。でも10円玉には鳳凰はない。いったいどういうわけだ? と疑問に思っていたが、行ってみたら鳳凰は名古屋城の鯱鉾のように、屋根の両端にとまっていた。
よくよく見てみると10円玉にも屋根の上に点が2つある。どうやら小さすぎて描ききれてないだけのようだ。ただ、その代わりという意味なのか、この鳳凰は1万円札の裏にも登場していた(右写真)。ある意味、日本で一番有名な鳥かもしれない。そのルーツがここだったなんて全然知らなかったけど。
こちらは平等院の梵鐘(左の写真)。全面に天人、獅子、唐草文様などの繊細な浮き彫りが彫られ、「姿、形の平等院」として天下の三名鐘の一つに数えられているのだそうだ。現在ぶらさがっているのはレプリカで、本物は宝物殿にある。
実はこの鳳凰と鐘は、切手の図柄としても普段から目にしていたものであることが、この記事を書くために調べていて初めてわかった。なんだか急に親近感がわいてきた。「なんだー、お前らはココに住んでたのか。元気だったかい?」 そんな感覚。
次に続きます。
| 固定リンク
「01 京都」カテゴリの記事
- 月見と花見(2009.04.11)
- サクラとメジロ(2009.03.22)
- 京都で大地震が起こる確率は(2009.01.16)
- 煩悩退散!(2009.01.02)
- もしも菩薩が天使になったなら(2008.12.17)





コメント