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2008年8月の記事

2008.08.27

北京五輪と人工消雨

Beijing 北京オリンピックの開会式と閉会式の日が雨にならないように、 中国が人工的に雨を消した(人工消雨)と話題になっている。

雨を降らせる方法は聞いたことがあったけど、雨を消すというのはどういうことだ?

と思ったら、仕組みは同じだった。要するに、雨雲が北京に到着する前に、風上で強制的に雨を降らせてしまえば、 北京の空には雨雲は来ない、という論理。

雨を降らせるのには、雨雲にロケットでヨウ化銀を打ち込む。 なぜヨウ化銀かというと、結晶の構造が氷に似ていて、氷が結晶する際の 種になりやすいからだそうだ。チリとかホコリとか、過冷却状態の水の結晶化を促進する役割のものは他にもたくさんあるようだけど。

人工的に雨を降らせるなんて、自然の理に反するような気もするけど、 日本でもむかしから何日も護摩木を焚いて雨乞いの祈祷もしてたわけだし(意外と科学的だ!)、まあいいのかな、いや、どうなんだろう。

 

【開会式】
9日付京華時報によると、8日夜に行なわれた北京五輪大会の開会式直前、「超大規模」な人工消雨をしていたことが分かった。

 8日夕方、北京市の西部と北部では雨が降り始め、落雷注意報も出された。このため午後6時ごろ、気象関係スタッフは、決められていた各地で降雨剤の散布 を行なった。厚い雲が五輪開会式が行なわれる国家体育場(愛称:鳥の巣/バード・ネスト)に到達する前に、雨をあらかじめ降らせてしまう、「人工消雨」の 実施だ。

  関係者によると、北京市西部などで行なった人工消雨は、「超大規模」だったという。

  北京市気象台は午後9時45分、市内の大部分で3時間以内に雷雨が発生するとの警報を出した。しかし開会式中に雨は降らず、終了後約30分で市内北部で雷雨がみられた。

 一方、北京市に近い河北省でも52カ所で人工消雨を実施。張家口、承徳、保定では午後8時ごろからにわか雨が観測された。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0809&f=national_0809_023.shtml


【閉会式】
新華社電によると、北京五輪の閉会式が行われた24日夜、五輪旗の引き渡しなどの式典時間帯の晴天を確保しようと、中国の気象当局が飛行機やロケット弾を使う大規模な「人工消雨作戦」を展開した。

 同様の作戦は今月8日夜の開会式でも実施されており、いずれも会場の国家体育場で雨は降らなかった。

 閉会式での作戦開始は24日午後2時ごろ。気象当局が「発達した雨雲が北京方面に向かう。開会式の時と比べ、降雨の確率は高い」と判断。その後、 式典開始50分後の午後8時50分までに、飛行機8機が北京市や河北省の上空で雨雲に化学物質を散布。ロケット弾は計241発が発射された。その結果、閉 会式が終わる深夜まで雨は降らず、式典は予定通りに行われた。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080804/chn0808041038007-n1.htm

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2008.08.23

梨木神社 染井の水

Nashiki 京都御所の東、梨木神社に「染井」とか「染どの」とか呼ばれる井戸がある。 むかしから京の三名水に数えられている。

京都に来てから、週に1-2回、ここに水を汲みに行くのが習慣になった。 染どのの水は冷たい。そして、美味しい。

必ず近所の人が同じように水を汲みにきているので、 「今日も暑うおますな~」などと言葉を交わすのも楽しいひと時だ。

こうして命の水を自分で汲んで運ぶと、 なんだか人間の尊厳を取り戻したような気になるのだ。 都市生活に対する小さな反逆。


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