« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月の記事

2008.03.30

このサイト名の由来

Takef「F列車でいこう」というサイト名には、実は次の意味があります。

直接の由来とさせてもらったのは、有名なジャズの名曲、『A列車でいこう(原題: Take the 'A' Train)です。この先の人生に何が待っているんだろう、と、わくわくさせてくれる楽しくて前向きで自由なこの曲が、私は大好きです。

まだまだ開拓途中ではありますが、そんな曲のイメージと重ねながら、私の人生を列車旅に例えてみたわけです。Fは私の名字ですが、ここに私なりのオリジナリティというか、主義主張があるんだよ、という自負心をのぞかせています。(英語では「The 'F' Train」と定冠詞になり、より一層その意味が強まる)。この列車に乗り込んだ人にはいいことがあるかもしれませんし、ないかもしれませんが、少なくても一緒に楽しく有意義な旅をしたいと思います。

そして二つ目の意味は、本名との言葉遊びです。『F列車でいこう』は英語では 『Take the 'F' Train』。なるほど、と思ってもらえるでしょうか。実は、その後私の会社名の遠因にもなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.29

インダス文明とヒンドゥー教とヒンディー語の関係

India 大学のタイ研究科のクラスメート達は、ただ今インドに研修旅行に行っている。意外と知られていないが、タイ文化の源流の一つはインドにあるので、その辺を探りに行くのだ。例をあげてみよう。

豊作祈願祭、ロイガトーン、結婚の際のお水かけなど、王室行事や伝統儀式の中にはヒンドゥー教やインド文化にルーツを持つものが多い。サオチンチャーという鳥居に似た大ブランコも、ヒンドゥー教のシヴァに由来するものだ。国づくりの神話もラーマーヤナ(インドの大叙事詩)だし、ガネーシャ神はタイでは日本での恵比寿様や大黒様のような位置づけになっている。タイ王国の国章もガルーダ神だ。また、タイで大多数の国民が信仰している上座部仏教は、言うまでもなくインド生まれだ。

タイ語の単語の約半分はサンスクリット語やバーリ語など、インド系言語からの借用語だ。タイ人の名前だって、みんな本名はサンスクリットルーツの名前を持っている。地名だってナコーン(Nakhon)とかシー(Sri)とかマハー(Maha)とか、みんなサンスクリットだ。

タイ文字だって、カンボジアのクメール王朝経由で入ってきた、インド文字がルーツだ。まだまだ枚挙にいとまがない。

実は、タイ文化のもう一つの源流は中国文化で、インド文化と中国文化から多くの影響を受けながらも、距離的に近すぎないところが幸いして、独自の熟成と展開を見せてきたのがタイ文化だと思う。この点、日本文化と中国文化の関係と似ているかもしれない。

さて、今日は本当は別のことが書きたかったのだ。

インド北西部で栄えた古代文明をインダス文明といい、インドの宗教をヒンドゥー教といい、インドの標準語をヒンディー語という。インド、インダス、ヒンドゥー、ヒンディー、なんか似てなくないかい?

Mohenjodaro_priesterknig

アルファベットで書くと、より一層類似性が見えてくる。India、Indus、Hindu、Hindi。アルファベットのHは発音しない諸言語も多いことも勘案すると、なおさらだ。

そこで調べてみたところ、やっぱりルーツは同じのようだ。もともとはペルシャ人がインダス川の東部に住む人達をHinduとかHindusとか呼んでいて、その地に栄えた文明がIndus Civilizationと呼ばれるようになり、その地に住む人たちの宗教がHinduと呼ばれ、その地に住む人たちの言語がHindiと呼ばれるようになり、国名もIndiaになった、ということのようだ。

語尾変化してたり、頭にHがついたりつかなかったりするのは、諸言語の性質と長い歴史の産物だろう。サンスクリット文字なんかで書いてみると、この辺はもっとはっきりするのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.16

アジア航路は復路の方が早い理由

Thaiair気づいている人も多いだろうが、日本からアジアに飛行機で行く場合、往路にかかる時間と復路にかかる時間に大きな差がある。復路の方が圧倒的に早いのだ。例えば、つい先日乗ったユナイテッド航空の場合、成田→バンコクが7時間10分かかった。が、バンコク→成田は5時間35分だった。実に1時間35分も違う。

行きと帰りで航路に大きな違いはないのに、なぜこんなにもかかる時間が違うのか? それは、風向きの関係で飛行速度が違うからである。

東京とバンコクとの二都市間の距離は4,603kmだ。これを上記の時間で割って飛行機の平均速度を求めると、往路は642km/時、復路は824km/時となる。時速にして182km/時も違うのだ。

飛行速度にこれほどの影響を与える風の正体は、ジェット気流である。この地球上の対流圏上空(地上8-13kmの高さ)の、北緯30度付近には亜熱帯ジェット気流、北緯40度付近には寒帯前線ジェット気流という強い西風が吹いている。その速さはおおむね時速100km前後だが、中にはその15倍に達する場合もあるという。夏よりも冬の方が強い。

飛行機は一般に、より少ない燃料で多くの推力を得ることができる、空気の薄い地上10000m=10km付近を飛ぶ。この高度はジェット気流帯の高度でもあるので、飛行機はこの中でベストなルートを選択して飛ぶ。

つまり、日本からアジアに向けて飛ぶ場合は、ジェット気流という強烈な向かい風のために行きはより時間がかかり、帰りは追い風なので早いのだ。ジェット気流は夏には弱くなるというので、そのうち夏の東京・バンコク往復の飛行時間を調べてみよう。

ところで、ジェット気流の発生要因については、地球物理学の話になり、私の手に余るので割愛するが、端的にいうと、気温差と気圧差と自転の関係でこの緯度と高度で西寄りの風になるらしい。

【便利サイト】
二都市間の距離を計算してくれるサイト
http://www.indo.com/distance/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »