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2007.11.04

メッカの方角を知る方法

Corner_2 いつでもどこでも毎日5回、イスラム教徒はメッカ(正確にはメッカにあるハラームモスクのカーバ)の方向を向いてお祈りをささげる。しかし、いったいどうやってメッカの方角を知るのだろう

もちろんモスクの中には方角を示すものがあるのだが、家ではどうするのか? この点、プーケットに住むイスラム教徒は真西の方角を見れば良いらしく、日没の方向に向かってお祈りしている。

マレーシアで泊まったホテルでは、天井に「KIBLAT」と書かれた矢印が貼られているのをよく見た(写真)。これは非常口ではなく、お祈りすべきメッカの方角を示したものだ。

だがイスラム教徒がイスラム圏以外を旅行する場合はどうすればいいのだろうか? そんな人のためだろうか、雑貨屋でこんなものが売られていた。

Mcompass_5

ご覧の通り真ん中にあるのは普通の方位磁針だが、外周に角度盤と矢印のような塔がついている。このコンパスには、世界中の地名と角度を示した小冊子が付いている。

Degrees

小冊子を見ると、例えば日本の京都なら100度と書いてある。これはつまり、京都からだとメッカは磁北から100度西の方角であることを意味する。なので、方位磁針の赤い針(北)と、外周の100が一致するようにコンパスを回すと、そのとき塔が示した方角がメッカの方角になるコンパスなのだ。ちなみにクアラルンプールは85度、バンコクからは90度、ロンドンからは250度だった。

なるほど、これは便利だ。ところでこの外周盤を見直してみると、一周は360度ではなく400度になっている。なので我々の基準と比べると、1度の大きさは360/400、つまり9/10=10%減だ。なぜ400なのかは全くわからない。また一つ調査課題ができた。

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