« コロンブスの航海と風~貿易風と偏西風 | トップページ | 今日の夕焼け写真 »

2007.09.26

ソンクラーナカリン大学 プーケット校 ~タイ留学先としてどうなのよ?

Psu1 先週先々週に引き続き、今日はソンクラーナカリン大学の話です。最終回の今回のトピックは、留学先としてどうなのかという点。日本人が、タイ文化を勉強するための留学先として、あるいはタイ語留学先として、活用する場合につき考えてみる。



◆ タイ文化を勉強するための留学先として
プーケットキャンパスのサービス産業学部タイ学科が受け入れ先となる。ここではタイの歴史、伝統、宗教、芸術、地理、経済、スポーツ等々、幅広くタイのおよそ全てを学ぶことができる。授業は英語だ(補助的にタイ語もよく使う)。図書館の資料も充実。タイ文化を網羅的に勉強するにあたって、これほどの環境はプーケットではもちろんここだけだし、タイ全土を見てもたくさんはないと思う。

留意すべきは、学部の授業であること。大人を対象とした研究所ではない。学生向けの授業はまだるっこしく感じることも多く、時間の制約がある人、プロフェッショナルな講義を求める人には向かない。

なお、タイ研究を目的とした大学院はこの大学にはない。チュラロンコーン大学、マヒドン大学、チェンマイ大学などにはタイ研究や東南アジア研究の大学院コースがあるようだ。

◆ タイ語留学先として
例えばチュラロンコーン大学の一年間みっちりタイ語学習コースのような、タイ語の習得そのものを目標としたカリキュラムは、この大学にはない。タイ語指導は、あくまでも補助的な位置づけだ。一応、「外国語としてのタイ語」という講座が開講しており、週2回各2時間程度の授業を受けることができる。

Psu2一方で、タイ語の中・上級者にとっては、語学力を伸 ばすのにいい環境だろう。まず周囲はみんなタイ人なので、話し相手には事欠かない。授業も英語とタイ語の併用なので、英語もタイ語も鍛えることができる。さらにタイ学科では「タイ語の成り立ち」のような、タイ人向けに、タイ語そのものを言語学的に分析する授業もある。この授業を取れば、タイ語の綴りを見て、この単語がサンスクリットルーツなのかバーリなのかタイ独自単語なのか、といようなことも判別できるようになる。

◆ 留学生の現状
外国人留学生の数は、プーケットキャンパス全体で学部生が10名未満、院生が15名前後といったところ。日本と韓国のいくつかの大学と提携していて、毎年1-2名の留学生が来る。基本的に留学生の科目選びは自由で、とある韓国からの留学生は、タイ料理、ゴルフ、タイ語、英語といったのんきなカリキュラムを組んでいる。

中国研究や中国ビジネスという学科があるだけあって中国とのパイプは太く、中国からの留学生は多い。提携校との交流イベントもしょっちゅうやっている。

Phuket大学院に観光MBAコースがあり、ここにはブータン、カンボジア、ラオス、インド、アメリカ等々から学生が集まっている。ハワイからの学生は、プーケットでのサーフィン事業の可能性というのを論文のテーマに選んでいた。彼らとは留学生交流イベントなどで知り合える。

授業が英語で行われるので、一応英語力のハードルがあり、入学にはTOEFL(PBT)で550点が必要。一方でタイ語は要件とはされていない。 ペーパーの語学力ではなくて、英語かタイ語がどちらかで授業を聞いて発言もできる程度の語学力は必要。一学期間(4ヶ月強)からの入学が可能だが、一応大学の成績証明書などの提出が義務付けられている。学費は、単位不要として、半期で45,000バーツだった。これには多数の研修旅行の料金も含まれている。

学校側は、留学生を歓迎してくれている。外国人との交流はタイ人の学生にとっても有益だし、英語の訓練にもなるからだ。特にタイ学科長は、いずれはタイ学科の外国人比率を50%まであげたいという野望をもっている模様。

ところで、学部生は制服着用が必須だ。私も(恥ずかしながら)黒ズボンと白シャツで通学している。それから、大学の寮に住みたい人は、格安で住むことができる。男性寮が半期で12,000円くらい、女性寮でも半期で30,000円くらいだ。大学の寮はキャンパス内にあるので、治安面でも安全だし、交通の便の心配もない。

以上です。もし興味のある方がいれば、メールいただければ相談にのります。

#有益な情報だと思ったらワンクリックお願いします!にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

|

« コロンブスの航海と風~貿易風と偏西風 | トップページ | 今日の夕焼け写真 »

■B2 - タイ王国生活」カテゴリの記事

コメント

えっ、制服着て学校行ってたんだ。。

投稿: Arabe Power | 2007.09.28 12:50

いいんです、タイではそれほど浮いてはいない。

ふとした瞬間に恥ずかしくなることがあるけどね。

投稿: ftrain | 2007.09.29 14:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12604/16581737

この記事へのトラックバック一覧です: ソンクラーナカリン大学 プーケット校 ~タイ留学先としてどうなのよ?:

» MBA 留学 [MBA 留学]
MBA(エムビーエイ)とは、経営管理に関する学位である「MasterofBusinessAdmini... [続きを読む]

受信: 2007.09.29 14:45

« コロンブスの航海と風~貿易風と偏西風 | トップページ | 今日の夕焼け写真 »