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2007.08.15

時刻の数え方

Tokeiタイでは時刻の数え方は12進法ではなくて6進法である。

まず午前0時から朝6時までは、「ティー1、ティー2・・・」と数えていく。ここまでは普通だ。だが朝7時は「1モンチャーオ」、朝8時は「2モンチャーオ」・・・となって朝11時の「5モンチャーオ」まで続く。そして昼の12時の正午(ティアン)を経て、昼の1時からは再び「バーイ1、バーイ2・・・」「4モンイェーン、5モンイェーン」と途中呼び方は変わるものの1-6で数え、夜の7時からはまた「1トゥーム、2トゥーム・・・」と数えていく。

これが素人には非常にややこしい。「夜8時集合ね」というときには、「夜時間の2時に集合ね」と言わねばならず、わかっていてもなかなか咄嗟には出てこない。

さらにややこしいことに、バンコク人とプーケット人では言い方が異なるのだという。実は上記の言い方はバンコク人のもので、プーケット人は朝7時から11時は普通に朝時間の7時、8時・・・と11まで数えていく。つまり朝は12進法、昼と夜は6進法なのがプーケット人の数え方だ。

数え方の「ティー」「モン」「トゥーム」というのは擬音語で、昔、それぞれ木、鐘、太鼓を叩いて時刻を知らせたときの名残りなんだとか。

ところで、日本の江戸時代の刻の数え方も実にユニークだった。「八つ、七つ、六つ・・・」というように数える方法と、十二支を使って数える二通りの方法があったようだ。3時頃の間食を「お八つ」というのは前者の名残りで、怪談話の「草木も眠る丑三つ刻・・・」というのは後者の数え方だ。

詳しく説明できるほどの知識はないが、ウェブで複数のサイトを調べたところによると、前者は日の出と日の入を基準(六つ)として昼と夜をそれぞれ6つに分けたものなので、夏の昼の1時間は冬の昼の1時間よりはるかに長かったし、夜はその逆だった。後者は24時間を十二支で割って、一つの干支に2時間を担当させたもの。深夜0時の±1時間が子(ね)の刻だ。2時間単位では不便なので、2時間をさらに四分割し、一つ、二つ、と30分単位で数えられるようにした。丑三つというのは、丑の刻(深夜1時~3時)の3つ目、つまり2時から2時半を指しているとのこと。

暦というのは面白い。

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