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2007.06.10

プーケットのイスラム教徒

Mosque_a_1早朝5時、まだ朝陽も昇る前で、街は真っ暗で静寂に包まれている。そこに突然、男性の歌声が大音量で響き渡る。

「アッラーアクバ~~~ア~~アアア~~アアア~♪」

のんきな夢など見ていた私は驚いて飛び起きる。

声の出所は我が家の近くのモスク(イスラム教会)だ。壁に拡声器がついていて、1キロ四方に響き渡るような大音量で歌を流す。これは、夜明け前のお祈りの儀式だ。教徒でない私には傍迷惑なことこの上ないが、宗教上の理由に文句を言うわけにもいかない。

これを毎日、しかも1日5回やられる。
朝5時のあとは、昼12時30分、昼の3時30分、夕方6時30分(日没)、夜8時というのがパターンだ。

運の良いことに我が家の近くにはモスクが更にもう一つあり、こちらも負けず劣らずお祈り熱心で、やはり1日5回コトに及ぶ。両者は微妙に時間帯がずれてたりするので、お祈りの時間帯はある程度幅があるのだろう。ただし日没だけは絶対ずれない。

曲も何パターンかあるようで、モスクAとモスクBは曲が違う。モスクAも3種類くらいの曲を時間帯によって使い分けてるようだ。歌の長さは1分ほどで、歌い手は必ず男性。

こうして私は一日10回くらい「アッラーアクバ~~~♪」(「神は偉大なり」という意味らしい)を耳にしている。最近はもう慣れてきて、朝5時の拡声器では目覚めなくなった。

Mosque_b



タイは仏教国だが、南部に行くにつれイスラム教徒の人口も増えてくる。プーケットには約2割くらいのイスラム教徒がいるようだ。モスクの近くには当然イスラム教徒も多く住むので、私が普段お世話になっている洗濯屋も食堂の人たちもイスラム教徒だ。

イスラム教というと女性は全然表に出てこないとか、全身黒ずくめのダボダボドレスを着ているとかいうイメージがあるが、ここタイではタイ式に変容していて、おばちゃん達は普通に仕事をし、私が通りかかると「ハッロー、ハウアーユー」と声をかけてくれて、いつもご機嫌でニコニコしている。一応ベールをかぶりドレスを着てるから区別がつくが、それ以外は仏教徒のタイ人と変わりはない感じだ。ビーチでは、イスラムのドレスを着た若い女の子が彼氏らしき男(こちらはTシャツ短パン)と手をつないで歩いてた。

語学学校のタイ語の先生にも、イスラム教徒の女の先生がいた。南部のパタニ出身で、大学はクアラルンプールの大学に行った。一族はプーケットでインターネットカフェを経営していて、彼女はここの経営をしながら、堪能な英語を生かして語学学校の講師をし、ついでにアムウェイの販売員もやっていた。その後、大学時代にKLで知り合った彼氏と遠距離恋愛を実らせ、結婚してKLに行ってしまった。彼女はベールをかぶらず生活していた。

ここに住んでいる間に、イスラム文化についてももう少し詳しく調べてみたい。

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