プーケットミドルステイ
私がプーケットと日本を頻繁に行き来するようになって約1年半になる。この間、8往復くらいしただろうか。なんやかんやと一年の半分くらいはプーケットにいる。
プーケットの何がそんなに魅力なのか。常夏の気候とか、真っ蒼な海とか、親しみやすいタイ人気質とか積極的な理由はたくさんあるが、生活する土地という観点から重要なのは、生活インフラが整っている点である。
中長期間滞在するにあたっては滞在費(生活費)が安いことはとても重要だが、じゃあアジアの片田舎ならどこでもいいかといえば断じてそうではない。トイレは洋風がいいし、部屋にはエアコンも欲しい。たまには日本食も食べたい。仕事もするのでインターネット環境も必須だ。そして何よりも治安も良くないと。私は現地文化も自然環境もこよなく愛しているが、それとこれとは別だ。
その点プーケットは、電気、通信、道路、上下水道などの街のインフラが整っているのはもちろん、まず住環境が素晴らしい。観光地なので外国人向けのサービスアパートメントがたくさんあり、大満足させてくれている。
一例として私が現在宿泊しているプーケットタウンのサービスアパートメントは、24時間有人体制で鍵は2重オートロックとセキュリティは万全。約40平米の部屋の内装はさながらリゾートホテルのようで、高級感ある木製家具に囲まれ、大きなバスタブまである。インターネットも常時接続。TVはケーブルで50チャンネル映り、日本のNHKも見れる。テラスの外には椰子の木と20メートルのプール。部屋は週2回掃除してくれる。これで一ヶ月契約で月額6万円強だ。
次に英語の通用率が高いことも重要だ。ホテルのスタッフ、レストラン、タクシー、郵便局などでは、必要最低限のレベルでは英語が通じる。英字新聞も二紙(Bangkok PostとThe Nation)、地元の英字週刊誌(Phuket Gazette)もあり、タイ語ができなくても情報に乗り遅れることもない。
大型スーパーも英系のテスコロータスと仏系のカルフールがあり、何でも揃う。日本食レストランも数多い。
ただし留意点もある。例えばインターネットは日本よりはるかに遅いし、衛生観念も日本よりは劣るし、車の運転は乱暴だ。ぼったくりタクシーや露天商もたくさんいる。治安面も今のところはわりと安全だが、南部のテロが飛び火しないとも限らない。
プーケットのこうした「生活場所」としての側面は、もっと強調されていい。実際、仕事持参でプーケットに中長期滞在するヨーロッパ人はたくさんいる。最近は韓国人も多く目にするようになった。
海外ロングステイというとちょっとハードルが高いが、1-2ヶ月程度のいわば「ミドルステイ」なら気持ちも楽。30日以内ならビザも不要だし、観光ビザで2ヶ月滞在できるので、ぜひまとまった休みが取れたときに活用してみて欲しい、プーケットの利用法である。
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