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2006.04.03

タイ下院総選挙

今日はタイで、日本の衆議院に相当する下院の総選挙があった。一族が所有するタイ最大手の携帯電話会社の株売却に絡む脱税疑惑や、外国企業による株式保有の規制緩和などに絡む権力濫用の糾弾等により、首相への辞任要求が国民的高まりを見せる中、下院の任期を3年も残してタクシン首相が解散に打って出たものである。

これに対し野党は、財界票や多くの組織票を握る大与党と選挙で争っても勝ち目はないと見て、選挙のボイコットをチラつかせながら辞任要求運動を盛り上げ、選挙前までにタクシン首相を自発的に辞任させる戦略をとった。しかし運動は盛り上がったものの首相は辞任しなかったので、野党議員が立候補しない総選挙という、きわめて異例な選挙になっている(野党は白票を投じるよう指導している)。タクシン首相は与党の得票数が50%を切れば不信任とのラインを示し、ここが攻防戦だ。

もし与党の得票数が50%以上であれば、タクシン首相は留任し、議席の全てを与党が占める国会になりそうだ。50%未満であれば、他の者が首相指名をうけ、再度野党も入れて総選挙という流れになるのだろうか。

また仮にタクシン首相が権力闘争には勝ったとしても、国民の信を失っているため、今後の政権運営に支障は出るだろう。もしかしたら国王様が、事態収拾のために動き出すこともあるかもしれない。

開票結果は明日判明の予定。

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