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2005.05.04

陸路国境越え メキシコ・ティファナ

サンディエゴでの最初の週末は、国境の街、メキシコ・ティファナに行くことにした。

サンディエゴのダウンタウンから路面電車(トロリー)に乗ること約40分。乗り換えなしで、アメリカ側の国境の街San Ysidro(サンイシードロ)に着いた。サンイシードロは、駅前にマックもあり、気軽にサンダルでも来れるようなところ。徒歩組はここからメキシコに歩いて渡る。野球スタジアムの3階席まであがっていくときに長くジグサグに続く緩やかなのぼり坂をずっとのぼっていくが、あんな感じで通路を登り、横断しているハイウェイをまたぎ、降りて鉄棒をくぐったらそこがメキシコ。パスポートも不要だった。

案内所でティファナの地図をもらおうとしたら、一枚1ドル(米ドルが普通に使える)。地図が無料でないところに、いきなりのメキシコの洗礼を浴びた気がした。

そして所狭しと立ち並ぶのは、「FARMACIA」「PHARMACY」(薬局)「DENTIST」(歯医者)の看板をかかげるお店の数々。ティファナの入り口には、ほとんどこれらの店と、みやげ物屋と食べ物やしかない。メキシコの方がアメリカより薬類が2-3割安いという内外価格差に目をつけた、アメリカ人向けのお店の数々である。

細いドブ側のような川をまたぐと、革命通りに出た。もともと一泊のつもりだったので、その辺で一番目立っていた革命通りの入り口の「ホテルネルソン」にチェックイン。地球の歩き方にも載っていた宿なので、まあ大丈夫だろう。

革命通りはティファナ一番の繁華街。ショーパブがずらりと並んでいるさまを考えるに、小金を持ったアメリカの男性が手軽に遊びに行く街でもあるようだ。大音量で音楽を流すバーやディスコも多数ある。一応インターネットカフェもあった。ちゃんと日本語フォントが使える設定になっていたのは驚き。他の客は旅行者というより、ゲームを楽しむ地元民だな。

みやげ物屋で革財布を見つけた。値段を尋ねたら45ドルだという。いらないと言うと「じゃあいくらなら買う?」 10ドルと言ってしぶっていると、38ドル、30ドル、25ドル、18ドルと見る見る値が下がる。それでも要らないので店を出たら、10ドルでもいいと店主が店の外まで追いかけてきた。でも買わなかったので店主は少し怒っていた。けど怒鳴りつけたかったのはこっちの方だ。適正価格はいくらやねん。だがよくよく考えるに、需要と供給がマッチする点に価格が決定するメキシコ方式の方が、あらかじめ価格が決まっている先進国方式の方より資本主義的だ。商品には適正価格が存在すると考える私の方が固定観念に捉われていて、彼は別に理不尽でもなんでもないのかもしれない。

夕食はその辺のレストランに入った。コロナビールが1本US99セント。小さなタコスが3ヶで同じく99セント、というのは安い。スペイン語で書かれた壁の張り紙を見て、魚のフライ(のようなもの)をオーダーすると、明日は日曜日で店が休みだから品切れだという。仕方なくビールとタコスのみの夕食となったが、翌日この店の前を通るとちゃんと開いていた。こいつらがアバウトなのか、私が聞き間違えたのか。いずれにしても英語が思ったより通じない。タイの屋台のおばちゃんの方がマシかもしれない。


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