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2005.01.15

津波と漁業、貧困

再びにバンコクに戻りBangkokg Post紙を開くと、たくさんの津波関係の記事の中にタイの漁村の記事があった。

「津波の被害を受けたタイの漁村では、運良く生き延びた人もなお二次、三次災害に直面している。すなわち、津波で船舶が全てやられてしまったので、まず漁ができない。タイ政府から補償金が出るが、小船一艘あたり約6万円、大きな船でも60万円程度なので充分ではない。さらに悪いことに、苦労してとった魚も売れない。なぜなら、水死体を食べた疑いのある魚など食べたくないと、消費者が買ってくれないからだ。実際にはほとんどの魚はプランクトンや海草や小魚を餌にするので人間など食べないし、仮に人間さえ食べるような大型の魚とて生きている人間ならともかく死体は食べない。だからこのような不安は根拠がないのだが、とはいえ消費者は、津波とは無関係の漁港であがった魚を選んで買っているようだ。」

なんとも寂しい話だ。
だがこのような例は、氷山の一角だし、タイはまだ国力があるからいい方だ。先日のアジア開発銀行の発表によると、津波の影響で世界中で新たに200万人が1日1ドル以下で暮らす貧困層となるらしい。内訳はインドネシアで100万人、インドで64万5000人、スリランカで25万人、モルジブでは人口の半数が貧困層になるとのこと。

こういった人たちをどう救うことができるのか。現実的な解決策が求められている。

P.S.
国際社会の人道的な「支援」を待つのではなく、国際社会というのは一種の保険制度のようなものだから、彼らは保険金の給付請求権のような「権利性」は持ち得ないのだろうか。どこかの国際法学者が、この「権利性」の論拠につき議論していないかな。

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