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2004年11月の記事

2004.11.30

「普通」の台北

台北は普通に都市だった。もっと発展途上というか素朴だと思っていたが、とんでもない。

まず電車の中の風景は、東京の電車内と大差なかった。寝てる人、携帯メールを打つ人、だぶだぶのズボンを極端に下げてお尻ではく高校生、抱き合う若いカップルなどなど。やや違うかなという点は、車内の騒がしさ。話し声がどこでも聞こえるし、携帯で話すこともOKのようで誰も気に留めない。

 

宿泊した宿がたまたま予備校街の近くで、多くの予備校生が宿泊していたのだが、彼らも日本人と大差ない。台湾大学などの有名大学に行くために勉学にいそしんでいた。中には夜はプレステで遊ぶやつがいたところも同じだ。
街中にはスターバックスやマクドナルドや「全家便利商店」(ファミリーマート)や「OK便利店」(サークルK)が溢れていた。もちろん民族資本のファーストフードやコンビニも多数あった。CD屋では平井堅がやたらと流れている。


デパートの家電売り場では、日本製品に並んでPHILIPSとBENQがディスプレイされていた。BENQは台湾が誇るLCD(液晶ディスプレイ)のメーカー。


滞在期間中がたまたま選挙運動期間中だったようで、選挙ポスターがいたるところに貼られていたが、驚いたのは、ある陣営では運動員3名が皆SEGWAYに乗って動き回っていたこと。SEGWAY・・・世紀の発明と言われた、あの転ばない二輪車です。初めてみた。頼んでみたけど乗らせてはくれなかった。カタコトで選挙の応援くらいしてあげたのに・・・。


これもたまたまだが、滞在期間中にちょうど4年に1度のフットサルのワールドカップが台北で行われていた。入場料は350元(約1100円)で、2試合見れるとのこと。ぜひブラジルやスペインの華麗なフットサルを見たかったが、残念ながら日程が合わず。飛行機のチケットさえなんとかなれば、会社はもっと休んだのだが。

英字新聞を開いていたら、ヨーロッパの鉄道会社に多額の賠償金を支払うことで合意した、とあった。なんでも、台湾発の超高速鉄道の建設をヨーロッパの企業に発注したものの、納期等で折り合いが付かず、結局日本の「新幹線」に発注しなおしたのだそうだ。そっか、だから新潟の地震で新幹線が脱線したとき、台湾人があんなに動揺してたんだ。


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見習いバイヤー in 台北

有給休暇を1日取って、金土日の3日間で台湾に旅行してきた。今回の第一の目的はズバリ、ネットショップで売れる商材の開拓。バイヤーとして世界中を駆け巡りながらの人生も面白そうだというわけで、とりあえず販路はネットを念頭に、その商材の調査に行ったわけだ。現地滞在のタイムリミットは約48時間。忙しい旅になりそうだ。

まずは卸・問屋街へ行ってみようと、台北西部の由(しんにょうに「由」)化街へ。フカヒレ、なまこ、漢方薬類、お茶などの店がところ狭しと並んでいるが、これらの商材はこれまでの人生でも接点がなく、市場ニーズが全く読めないのでとりあえず除外。

次に向かったのは楽器屋。これなら少しはわかると思ったからだ。まず二胡や琵琶などの伝統楽器はニッチ市場としては面白いかもしれないが、メーカーやブランドが確立されているわけではなさそうなので、音も聞かずに買う人がいるとは思えずネット販売には不適か。JUPITERという台湾の管弦楽ブランドは、デザインも良く、価格もYAMAHA等に比べると割安で、なかなか面白そうだと思ったが、既に日本国内でも出回ってるようだ。電子楽器はYAMAHAやROLANDなど日本企業が圧倒的。

《Jupiter製》


あまりめぼしいものが無い中、ちょっと目を引いたのが医療用マスク。台北の街はベトナムほどではないにせよスクーターが多く走っており、そのせいか空気が汚く、マスクをしている人(とくに女性)を多く見た。このマスク、色もデザインがなかなか多様なのだ。常々、花粉症の時期に突如として日本に出現する「マスクマン」(まあ私もその一人なのだが)が、冬~春だというのに白マスクばかりでファッション性に欠けている点が気になってたので、ニーズがあるんじゃないか。
とはいえ、単発の商材としてはともかく、製造も販売も参入障壁が低そうなので、すぐに競合が現れるだろうな。


ちょっと切り口を変えて考えてみる。私自身は台北で何を買ったんだ?私に買わせることができた商品なら、他の日本人にも買わせることができるんじゃないか。そういう観点から買った主なものを見直してみると、前から欲しかったビリージョエルの「ULTIMATE COLLECTION」と、バッハのピアノ楽譜、ジーパンとセーターと防寒ジャケット・・・このうちビリージョエルのCDは2枚組で、国内で4000円くらいするところ現地価格は1800円くらいと激安だったが、先の著作権法改正での「輸入権」の問題があり商用としては輸入できない。バッハのピアノ譜も国内の1/4くらいの価格のうえに、音符に国境はないから利用するのにも全く支障はない。けどこれも著作物だから商用輸入は微妙か。洋服類は現地のデパート「新光三越」で買ったのだが、価格はやや安いもののサイズや色の問題からネット販売には適さない。

結局これといったものは見つからず、見習いバイヤーの第一回仕入れの旅は終わった。なかなか簡単じゃないなあ。

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2004.11.11

アキコグレーストリオ@CLUB IKSPIARI

定時後そうそうに会社を抜け出して向かった先はディズニーシーの一角に新しく出来たというCLUB IKSPIARI。美味しい料理と素晴らしい音楽を提供する大人の空間というようなコンセプト。音楽はJAZZ系が多いようで、出演者も雰囲気も渋谷セルリアンタワーのJZBRATによく似た感じだ。今日のお目当てはAkiko Grace。

久しく聴いてなかったので、「ジャズピアノ」という先入観でいたら、肩透かしを食わされた感じだった。アキコグレーストリオは、編成と楽器こそジャズだが、「アキコグレース」というジャンルの音楽だと思った。というのも、テンションコードはあまり使わないし、スケールも複雑なものはほとんどない。素直な和音の分散と組み合わせが織り成す京友禅のような音。丸い音の塊が岸に押し寄せる波のように続いていく。黒人っぽいファンキーさや、ラテンのノリはほとんど見られない。リズムも奇をてらったようなものはなく、むしろ正確でスピーディーなタッチの「量」で厚みのある「質」を作り出す。

最後はスタンディングオベーションをしたくなるくらい感動した。大満足だ。

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2004.11.10

日光東照宮のユーロピアンテイスト

nikko2.jpg

浅草から特急SPACIAに乗って日帰りで日光へ。紅葉と温泉。

小学校の修学旅行以来実に18年ぶりに日光東照宮へ。豪華絢爛。建物のつくり自体は純日本風なれど、装飾や色使いにヨーロッパ文化を感じた。例えば天井はヨーロッパの宮廷を見ているようだったし、黒塗りされ縁を金で色取った木材が組み合わされた様はどこか教会を連想をさせるし、壁に描かれた「窓」はどこかアラベスク模様だ。東照宮というと左甚五郎の「眠り猫」とか目や耳や口をふさいだ猿のイメージが強いが、行ってみるとそれは豪華絢爛な作品群のほんの一部に過ぎなかった。

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2004.11.09

国府弘子トリオに満足

10月の最終日曜日、行徳文化ホールの「こけら落し」イベントである国府弘子さんのピアノトリオのライブ。

曲目は、アントニオの歌から、「見上げてごらん夜空の星を」から、焼き芋屋や落語の「じゅげむ」をモチーフとしたオリジナル曲まで多彩。非常にバリエーションが豊富で飽きさせず、面白かった。個人的には前半部の最後のラテン3曲、Tico Tico no Fuba --> Besame Mucho --> Mas Que Nada (この順番で正しかったかな)の流れが最高。


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