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2004.02.14

きれいなチャイナタウン! ~マラッカの祇園小路~

 バンコクのあるカフェで、「俺たち日本人は中国語は発音できないけど、漢字の意味はだいたいわかるんだよ」と、オーストラリアから来た女の子に話したときの彼女の反応が面白かった。「じゃああなたは日本語と英語と中国語が半分くらいであわせて2.5ヶ国語がわかるのね!」 中国語が半分わかる? 考えたこともなかった。が、確かに看板は読めるし、レストランのメニューの意味もわかるし、中国人と筆談で会話もできる。充分理解できてるじゃないか、そうか、俺は中国語がわかるんだ。これってもしかして結構すごいんじゃないか。

 世界中どこにでもあるチャイナタウンは、日本人旅行者にとってはなんとも心強い存在だ。現地食が口に合わなくても、チャイナタウンさえ見つけられれば、割と口に合うチャーハンやらスープやらで飢えは免れることができる。ところがこのチャイナタウン、どこに行ってもあまり綺麗じゃないのが玉にキズだ。多くがダウンタウンの狭いエリアに密集しているうえに、人が溢れ、夜は路肩に所狭しと屋台が立ち並び、そのゴミやら排水やらが道路を占拠する。これはバンコクでもペナンでもKLでもそうだった。あんまり散歩して心地よいエリアではない。

06240002.JPG

 そんな私の「常識」を覆してくれるエリアがここマラッカにあった(写真)。「ババ・ニョニャ人」の住居エリアである(実は写真はあまり出来が良くない。本物はもっと情緒がある)。
 ここマラッカではマラッカ王国の建国以来、中国からの移民の文化と地元マレー人文化が融合し、「ババ・ニョニャ文化」と呼ばれる独自の文化が形成されてきた。彼らの住宅はかつてこの地を治めたポルトガルやオランダの建築様式も取り入れたもので、西洋と東洋の良いどこ取りをしたような気持ちのいい家並みが続いている。この通り沿いには、落ち着いていてセンスの良いホテルやカフェや、アンティークショップも並ぶ。家は間口は狭いが奥行きの長いスタイル。

 これに似たエリアをどっかで見たぞ・・・あ、京都だ、京都祇園そっくりだ。私は勝手にここを祇園小路と名づけ、滞在中お気に入りの散歩道としていた。
 
 

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